旧ブログの記事を合わせると243回目の更新です。
住まいは、生き方 地球生活マガジン
隔月間チルチンびと39 2006 NOV
「和」のてざわり
和蝋燭
の記事が掲載されています
不思議です
和蝋燭の炎はもとより
和蝋燭のデザインを見るだけで
心が落ち着く感じがします
化石人類の昔から
火は人類と共にあり
煮炊きや
暖を採るうえで欠かせないものでした
またあかりとしての
役割も大きいものでした
人類は最初
木や草などの自然物を
そのまま燃やしてあかりとしましたが
のちに日常生活の経験から
動物性や植物性の油をあかりとして用いることを思いつきました
これが灯油
さらにその後
動物蝋や植物蝋を原料とした蝋燭が作られました
そして
石油ランプやガス灯の時代を経て
電灯文化の幕開けに伴い
その座を譲りました
そして現在21世紀では
電気に変わる発光ダイオ-ド(LED)による
照明の時代になりつつあります
和ろうそくを製造しているところは
現在、全国で10数軒
すべての行程が手作業であり
熟練するまでに長い年月が必要な 「職人の世界」がここにはあります
原料は天然のハゼの実
現在では九州地方で採取されるそうですが
年々その数は少なくなっています
和ろうそくの原料となるロウは
ハゼの実から抽出し根気と井戸水で精製したもの
私たちが使っている蝋燭は
石油を原料としたパラフィンから作られますが
それ以前の蝋燭は
木の実や動物
魚の油脂
ミツバチの巣
などから作られていました
このうち
木の実の脂を絞って作る蝋燭を木蝋といい
各地で今も和蝋燭として作られているものは
ほとんどが
この木蝋です
木蝋の原料は
九州・四国・中国地方ではおもに
ハゼの実
東北地方では
漆の実です
現在でも
七尾の和蝋燭はハゼの実から作りますが
会津の絵蝋燭の原料は漆の実です
それを鉄鍋で溶かすところから
蝋燭職人の仕事が始まります
まず初めに
い草の繊維で作った芯にロウをつけ
蝋燭の基本形を作ります
↓
その周りに手のひらでロウをかけていきます
↓
乾いたらかけ
また乾かし
またかけるという根気のいる作業を
何度も繰り返すのです
↓
最後に化粧ロウで表面を整え
↓
ろうそくの先を切断
こうした熟練した職人のわざを経て
手づくりならではの味を持ちながら
完成された美を持蝋燭が完成します
蝋燭は、重さで区別します
一匁【匁=もんめ=約3.75g】でおよそ30分
五匁で1時間半ほど燃えつづけます
普段の生活の上で使用する
人工的に作られたあかり
とはまた違う
柔らか味のある
あかりが楽しめます
blog by 設計部 Kobayashi
今日の空もよう AM06:30頃
和蝋燭で癒される今日・・・
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シックハウス症候群。「新築病」とも呼ばれています。これは、内装に使われる一般的な建材や床や家具などに含まれているホルムアルデヒド等の有害物質や、高い気密性の一方で、溜まった湿気により発生する結露がもたらすカビやダニの繁殖が原因といわれています。 そんな室内環境の改善を目指し、自然素材の木・土・紙を使用し、人と環境に優しい安全な住まいを実現したいと考えています。住まいは家族を守らなければならないものです。
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